第2章 帯電 【上鳴電気】
最近、切島にいい感じの女の子がいる。
初めてうちのクラスに来たときはすごい緊張してて何事かと思ったけど、後々聞いてみたら切島と同じ個性だから友達になりたかったんだとか。
上鳴「切島〜!最近どうよ?あの子とは」
ニヤッと笑って聞いてみた。
切島「どうって?普通だぜ?」
上鳴「ぶっちゃけ好きなんだろ〜?ゆっくりしてっと、誰かに取られちまうかもよ〜?」
そう言うと、ボンッと音がするくらい真っ赤になる切島。
髪と同じくらい赤ぇ!笑
わっかりやすいな〜!
でも、同じ個性ってなんかいいよな〜。
運命っての?
なんか惹かれ合うもんがあるんだろうなぁ〜。
俺も出会いてぇな〜。