第3章 天国へのカウントダウン7
貴女 side
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?1「いやぁ、今どきあんな車を見るなんてなぁ!なんてったっけ?」
?2「ポルシェ356Aだよ!」
...え?ポルシェ356A?
それを聞いたコナンは、すごく驚いた顔をしている。
やっぱり、ジンの車…?
美和「ちょっと貴方達!そのエレベーターはVIP専用ですよ!社員は裏の一般用を使いなさい!」
?1「あっ…はい!」
?2「申し訳ありません!」
コナン「ねぇ!!その車、どこで見たの!?色は!?」
?1「え?あぁ、このビルの前に停まってたんだ!色は黒だよ」
コナン(ジンの車だ…!!)
それを聞いたコナンは、一目散にエレベーターに乗り込んだ
その後新一から話を聞くには、エレベーターで下ってる途中でその車は発車してどこかへ行ってしまったのだとか。
★★
次の日、あるファストフード店で、光彦君と会っていた
光彦「実は僕、幼稚園の頃から歩美ちゃんのことが好きだったんです。でも、歩美ちゃんはコナン君が好きみたいで…」
なるほど、恋の相談か…
光彦「教えてください怜花さん!どうやったら、怜花さんと新一さんのように幼馴染で恋人同士になれるのかを!」
貴「……え、いや、私と新一は、別に付き合ってるっていう訳では…」
光彦「それに、最近では灰原さんのことも気になって…同時に2人の女性を好きになってしまった僕って、いけない男なんでしょうか!?」
貴「……別にいけなくなんかないよ。人を好きになるってすごくいい事だし、そういう気持ちは大切にした方がいいと思うよ」
光彦「!!じゃあ…!」
貴「でも今は、まだ仲のいい友達でいいんじゃない?歩美ちゃんとも哀とも、勿論コナンや元太君とも」
光彦「わかりました!」
そう助言すると、笑顔で頷く光彦君
☆☆
そして午後は、歩美ちゃんと会っていた
歩美「あたし…コナン君のことが大好き!でも、コナンくんには他に好きな人がいるの」
貴「それってもしかして、哀?」
歩美「ううん、怜花お姉さんよ!」
貴「…え…?」ポカン
歩美ちゃんの言葉に驚愕する