第2章 天国へのカウントダウン6
貴方side
大木「変わったブローチじゃないか。いい人の贈り物かな?」
美和「いえ…自分で求めたものでございます」
如月「美緒君!私は帰らせてもらうぞ!」
美和「あ!それじゃあ下まで…」
如月「見送りはいらん!」
そう言いながら、如月先生は帰る
小五郎「何やら、ご立腹のようですなぁ…」
原「美緒さん、如月先生の絵を高く売ったんですよ。それでちょっとね」
すると
元太「あー!チョコレートだぁ!」
そんな元太君の声に振り返ると、原さんが隠れてチョコを食べてきた
原「いやぁ、見られてしまったねぇ…君達にもあげるよ!」
光彦「頂きます!」
歩美「ありがとう!」
元太「サンキュー!」
美和「プログラマーとしては天才的なんですが、子供っぽくって…」
博士「まぁ、だから面白いゲームを作れるんじゃよ!」
原「そうだ!今新しいゲームソフトを考えてるんだけど、良かったら君たちの意見を聞かせてくれないか!」
元太「ゲームの!?」
光彦「いいですよ!!」
原「僕のマンション、双宝町なんだ!」
歩美「私達、米花町です!」
原「じゃあ近いね!バスですぐだよ!次の日曜日遊びに来ないか?」
3人「はーい、行きます!!」
哀「…」
貴「どうした?哀」
哀「…何でもないわ、怜花さん」
そう言うと、哀は別の場所に歩いて行く。行き違いで何故か光彦君が私に近づいてくる
光彦「怜花さん。実は、折り入ってご相談したいことがあるんですが…明日会って頂けませんか?」
貴「え……うん、いいよ」
光彦「時間と場所は、後ほど」
そう言いながら、お辞儀をして皆の元へ戻って行く光彦君。
そしてまた行き違いで、次に歩美ちゃんが私の所に来る
歩美「怜花お姉さん!2人だけで話したいことがあるの…」
貴「え?私?」
歩美「うん!」
2人して、何の話しだろ…
☆☆
?side
園子「うーん、やっぱ、髪型が問題よね…」
その頃園子は、先程の写真を見てまだ悩んでいた
その前を哀が通り過ぎる、その姿を見た園子は…
園子「あたしも、ウェーブ掛けてみようかな?」