第1章 天国へのカウントダウン5
貴方side
美和「毛利先輩!」
小五郎「常磐くん、久しぶり」
美和「遠いところ、良くおいでくださいました!」
小五郎「いやぁ、1人で来るはずだったんですが…」
蘭「娘の蘭です!母がくれぐれも宜しくとのことでした!!」
小五郎「…っおい、蘭!」
流石、蘭…抜かりない
それから蘭は、私を含めコナン達を常磐さんに紹介していた
今度は、常磐さんが紹介してくれた
美緒さんの絵の師匠で、日本画家の如月峰水先生。
小五郎「如月峰水って、あの富士山の絵で有名な...?」
?「俺もあんたのこと知ってるぞ!居眠り小五郎とかで有名な探偵!」
小五郎「っ''眠りの''小五郎です!」怒
小五郎さんに声をかけたのは、西多摩市市会議員の大木岩松先生。
……凄い酔ってない?酒くさ…
そしてこのビルのオーナーであり、TOKIWA社長の常磐美緒さん。
そしてこのビルを建築した風間英彦さん。
風間「私、毛利さんとは少し縁があるんですよ。実は私、森谷帝二の弟子なんです」
貴/コ「!!」
マジか…
風間「でもご心配なく…私は森谷のようにこのビルを爆破したりしませんから…」
小五郎「ば、爆破って…」
コナン「ビルの高さが違って、左右対称じゃないからでしょ?」
風間「ほぉー?詳しいねボウヤ…」
コナン「…」
不穏な空気だな……
その間子供達は、窓から見える富士山の絶景に飛びついている
めちゃくちゃ綺麗…
美緒「ここは、夜でも富士山が見えるんですよ」
貴「え?」
蘭「夜でも?」
どういう意味だろ…
そしてその反対側の窓からは、ドーム型の屋根のようなものが見える
B棟は商業棟で、下の方は店舗、上の方はホテルになっているらしい。
最上階には屋内プールがあって、あのドームは開閉できるようになっているらしい。
大木「なあ美緒くん、週末あのホテルに泊めてくれんか」
美和「でも...まだオープン前でして...」
大木「嫌だってことか」
美和「……わかりました、67階のスウィートをご用意致します」
大「出来れば夕食も共にしたいものだが…ん?」
大木さんは、美緒さんの胸元についているブローチに目を向けた