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Lapis Lazuli 瑠璃色の愛 ~初恋と宝石Ⅵ 気象系

第100章 翔禾姫と和也と智と雅若と潤となずなと瑠璃


「殿様は、私にも話て下さいました。翔禾姫は『様々な事に恵まれて周りの人を和ませる事が出来るような人』『色彩豊かな実りある人生.大きな広い心で人々を導き羽ばたく人』和也様は『穏やかで人の和を大切にする人』『何かしらの際立った才能を持った人』私の名前由来は『周りの人を先導出来る人物』『文学や芸術に関心や才能がある人』です。三人の形。瑠璃ノ島の島民を広き心で導き、人の和を大切にして。翔禾姫を和也様と共にお支えし。雅若と瑠璃殿もお守りして行きますゆえ、潤様もなずな殿を大切に。お二方共にお身体には気を付けて下さいませ」


 砂浜にて男三人、膝を付き合わせ、向かい合い話し込んでいるのを。翔禾姫と、なずな殿が話を辞めて心配そうに見つめておられるのが視界の隅に写っている。雅若も瑠璃殿も。


「ありがとう智」


和也と智の暖かき言葉に。励ましに。勇気が湧いて来て。こなれからの不安な気持ちが少し和らいだんだ。


「 翔禾姫様、雅若、なずな、瑠璃!」


心​配そうに私達を見つめている三人に。こちらに来るように手招くと。​そばに近付いて来て、 腰を下ろして開口一番。

「潤兄上様……大丈夫ですか?」



翔禾姫の心配そうな瞳。なずなはジっと私を見つめ。雅若と瑠璃は、可愛いらしい瞳にて、心配です。と言うように私を上目遣いで見つめて来て。

(全く……揃いも揃って純粋なんだから)


​いや、心配されてしまう程に、私は不安そうな表情をしていたんだろうな……


「翔禾姫。和也と智と話し合ったのだろう? 不安そうな表情が決意の表情に変わっている。和也と智と仲良くな。ありがとう。私も決意を新たにした。もう大丈夫。なずなと仲良く頑張って行くゆえ、安心して欲しい」







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