第1章 恐怖のトーク
その後も俺をディスるトークが続き…
それはそれで悲しかったが、
それよりも既読が "3”以上にならないことに寂しさを感じていた。
何、してんのかな…………?
櫻:やったろうじゃない!!俺をナメんなよ!
(ムキムキマッチョなスタンプ)
相:あ、翔ちゃん、お疲れ~♡
二:この時間だとまだ車の中ですかね?
流石です!ニノ
松:俺らの提案どう?
櫻:どーもこーもねーわ!
なんなんだよ俺のバージンとか
訳わかんねーし!!!
二:枯らさなきゃいいだけの事ですよ
櫻:一年間枯らさなきゃいいんだろ?
松:は???
相:翔ちゃん、そういう問題じゃなくてさ、
"生き物” なんだから枯らしちゃダメでしょ?
ごもっともです。
この前、相葉くんのトリミングの時、
自分で言ってたのを思い出した。
…………植物だって "生き物”…………
今更ながら責任感が伸し掛かる。