第5章 嬉しい出会い
木立:
「その子達の大きさ、分かりますか?」
「えっとー、何の大きさをお伝えしたら…」
木立:
「鉢の号数と木の高さを教えて頂けたら…」
「鉢の…ゴウ…スウ……???」
ゴウスウってナニ?
木立:
「分からなければ写メを送って頂けると…」
「すみません、うち、メジャーが無くて
……お恥ずかしいんですが」
木立:
「でしたら、鉢の横に何か対象物を
並べて頂けたら大丈夫ですよ!」
「対象物…」
木立:
「例えばペットボトルとか…」
「それでしたら出来ます!!」
話しながら自分の考えの浅はかさを痛感する。
"生き物” を気軽に手元に置くもんじゃない。
"植物” だからって甘くみてた。
相葉くんのトリミングの時の自分の発言を改めて思い出す。
"植物” だって生きてるんだ。