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【呪術廻戦】白銀の鎹【五条悟】

第20章 星空の下で愛を語らう


腰に回された腕はそのままで、背に回された手が私の胸元へとやってきた。
優しく撫で、全体をこねるように揉むも、力加減は強くなく優しくてちょっと気持ち良い。
後頭部に回している片手で悟の左頬を包む様に触れて撫でた。サラサラしてて……ほんと羨ましい、ちょっと腹が立つ程に。顔も良くて肌質も髪質も良いとか神は性格以外をこの人に与えすぎ。

やわやわと感触を楽しむ愛撫が本格的にその気にさせようと、私に挿入しやすいように濡らそうとする彼の指が胸の先端をねちっこく攻め始めた。

『ひゃっ…ぁ…っ』

気持ち良くてもっと触って欲しい、とその手に委ねながら頬を撫でる手でそのまま悟の髪を撫でる。
……前に乳首を悟にいじられたり、吸われたりしてる時にそれだけでイッた事もあった。今はイクほどじゃないけれど、ただ頭の奥からとろけるような、思考がぼやけるような。それでいて触れられた場所が何倍ものの感覚のように性的に感じて、もっと欲しいと貪欲な欲望が湧いてくる。

今の私は悟と対面して座ってる。目の前の彼は刺激を止めないままニヤニヤと笑っていた。

「もうとろんとろんになっちゃったの?堪え性の無い奥さんだなあ~?」

『……だって、気持ち良くてっ』

うん、知ってる。そう少しうっとりとしたように言って、胸から足の間へと手が移る。

『あっ…、』

ぬる、とした感覚で数度擦る指。クチュクチュといやらしい音でゆっくりと彼を待つ場所を触れてる。
目の前で私の顔を流し目で見て様子を見てる中、指が敏感な場所を指先で弾く様にいじる。ビク、と腰が跳ねれば意地悪そうに目の前で笑った。

「感じちゃってるね、きもちい?」
『そこ、駄目…っ』
「駄目じゃないだろ?イイならイイって言いなよ、まだ頭が馬鹿になってないから素直になれないのかな~?」

耳元でくす、と笑う眼の前の悟はややサディストな表情で煽るようにその指先を目の前で見せた。
指と指が離れれば透明な粘度のあるものが、吊橋のようにつう…、と繋がったまま。目の前で切れる事はなく。目を反らしたくても出来なかった、奥行きには笑う彼が見ていたから。

「オマエの下はすっげえ正直だよねえ、駄目なんて言わずにもっと…ってせがんでる。僕のちんこ挿れてってよだれ垂らしてさあ、」
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