• テキストサイズ

牧場物語生活へトリップ!?

第38章 農業生活 夏 五日目


昨晩は、いや、昨日は蕩けさせられる一日でした。今日は、いい天気みたいです。そして、体は何とか大丈夫でした。リヒトの懸命なマッサージのおかげだと思います。

そして、今朝のリヒトは・・・眠っているのに、色気が駄々洩れです。寝ているだけなのに、色気駄々洩れって何っていうスキル。つい、そう、つい出来心でリヒトの唇を奪ってしまいました。

・・・で、今、反撃されています。ご機嫌なリヒトによって。

「おはよう、莉亜。朝から熱烈な愛情表現をありがとう。」

うん、朝から延長戦になりました。もう、感無量?です。リヒトが朝から甘々で嬉しい限りです。大好きです。

今朝もリヒトの料理している姿を、眺めています。

「ねぇ、リヒト。私も料理しようかな。」

「えっ?あ、昨晩の話しなら・・・。」

「ううん。そうじゃなくて、リヒトの体って引き締まってるでしょう?ほら、私って味見が多いから・・・その・・・。」

思わず、自身のお腹の肉を摘まむ。今はまだ許容範囲かもしれない。でも、油断すると危なくなりそう。そして、後悔してからでは遅い気がする。

「莉亜は畑作業やっているんだよ?僕よりキツイかもしれない。それに、体力を付ける為と言うのが目的なら、必要ないと思うよ。莉亜の体が、僕と同じくらいって考えているなら、ちょっと阻止したいかな。」

いや、何もそこまでは考えている訳ではない。私の腹筋がリヒトと同じシックスパック・・・。やっぱり、女性としての柔らかさは失いたくはない。まぁ、個人的な考え方はそれぞれだけど。

「そ、そうかな・・・畑やってたら、大丈夫かな。ほら、私って・・・気付いたら食べちゃうし。」

「食事前じゃなければいいんじゃない?僕はただ、莉亜の為にご飯を作ってるのに、それを食べて貰えなくなるのが悲しいだけだから。ね?」

「うん、分かった。じゃあ、もっといっぱい働けば、試食も大丈夫だってことだよね。うん、もっと頑張るよ。」

ん・・・何故か、リヒトに手を掴まれている。

「リヒト、どうしたの?」

「あまり働き過ぎて僕を心配させないで?僕のお願い聞いて?程々だよ?ね?」

リヒトの顔が近い。有無を言わせぬ詰め寄られ方に、私は早々に白旗を上げた。

「うん、分かった。ほ、程々ね。」

「もし・・・無理したら、次から無理出来なくなるくらい抱き潰してあげるから覚悟しててね。」

/ 459ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp