第20章 農業生活二十日目 R18
「リヒトから誘ったことはないの?」
「無いよ。必要性すら感じてもいなかったんだから。失望・・・させちゃったかな。」
「そんなことないよ。それに、そんな風に思わないって分かってるから、私に話してくれたんでしょう?」
リヒトが笑った。
「今度は、ズルいって言われそうだな。」
「言わない。」
「うん、知ってる。」
また、リヒトが笑う。
「じゃあ、今日はここで終わりにして帰ろうか。莉亜に僕の全部食べて貰いたいし。楽しみだなぁ。」
引きずるように連れ帰られ、その後のリヒトの行動は早かった。夕食も入浴も迅速に終え、その前にジルドたちの終業時間ピッタリに追い返しちゃったし。
で、今・・・私の目の前にリヒトの立派なモノがある。逃がして貰えなかったし、逃がして貰えるとも思ってもなかった。確かに、お昼に食べたのとは比べようもない。
期待に満ちた目で見られるなか、私はリヒトのモノを口に入れた。勿論、全部なんてとても無理。色々と刺激している間、私もリヒトに刺激を受けていた。
でも、これが私の中に入ってたんだ・・・頑張ったと思う。だって、口の中には到底納まりきらないから。羞恥心は・・・リヒトのモノを握らされてから、どこかに置き忘れた。
それに、舐めたり吸ったりしていると、リヒトの甘い声が聞こえるんだ。チラッと顔を見たら、恍惚な目をしていた。それに、舐める度にピクピクと反応するし。
今回は前より、体が楽かも・・・なんて、甘い考えを持っていたさっきまでの私を殴りたい。あっさりと組み敷かれ、いつもより激しく腰を打ち付けられている始末。
「莉亜、すごく気持ちいいよ。莉亜の中も気持ちいいのか、僕を凄く締め付けるね。明日はジルドさんたちは来ないから、好きなだけ愛し合えるよ。寝かせてあげないから、覚悟して?」
果てても抜かないまま、何度も求められる。そんなリヒトに、私はしがみつくことしか出来なかった。
「リヒト・・・もっと頂戴。」
「勿論だよ。好きなだけ僕を食べさせてあげる。」
明日の事なんて、今は何も考えられないくらい快楽に酔いしれた。リヒトから離れたくないし、離して欲しくない。
しがみつく私にリヒトは笑みを浮かべ、殊更、強く中を犯していく。そして、後悔することは分かっているのに、リヒトに求められるままお互いを堪能した。