第3章 自己紹介と魔法の指輪
そらるside
魔力は基本魔法石に注いでもそうそう割れない程度。
それがこの社会の基本。
全く持たない場合、指輪から逃げていくから。
それなのに……限界を超えて割れる……そこまで強いのか……。
雪兎「あ、私達は独学で魔法をマスターしてます。
なので教科書はいりません。」
実際、鍛錬をしたり魔法具をつけないと魔力が多い人は倒れたりするらしい。
この二人……ほんとに何者……?
凛「……あら、もう時間。じゃぁ今日はここまで。解散!
寮を希望した11人は少し残ってください。」
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luz side
寮を希望した11人以外は全員帰った。
担任の先生に場所を説明され、シェアハウス的なあれだと知った。
先に言え!と思った()
会話をしながらその寮に向かう。
うら「話には聞いていたがそんな珍しい魔力が多い人とクラスメイトになれるとは。」
雪兎「僕はそこまで多くないよ。白兎が多い。」
しま「へぇ……あ、そういえばやけど、なんて呼べばいい?」
白兎「……そこら辺は着いてから。」
その一言でみんなを静かにさせる。
なんでかは分からないけどオーラの様なものを感じた。
……これは……随分とすごい人らしいなぁ。
そしてゆっくりと歩き、着いた。
全「……でか。」
小さくそう呟いた。全員。
鍵を開けて中に入る。一応リビングに集まり再度自己紹介をすることになった。
うら「んじゃぁ俺から……いや、それよりも前に二人、歌い手って知ってるか?」
白兎「まぁ、聞いたことならある」(※こいつは歌い手です)
雪兎「あまり詳しくは無いですけどね。」(※こいつも歌い手です)
うら「……そうか。ま、気を取り直して。俺は浦田渉。浦島坂田船のリーダー、うらたぬきだ。」
しま「月崎志麻。うしさせの志麻やで。」
さか「坂田明!同じくでとなりの坂田だよい!」
せん「折原センラ。三人と同じで、オチ担当。センラです。」
そら「一ノ瀬彼方。After the Rainのそらるです。」
まふ「相川真冬。そらるさんと同じくのまふまふです。」
るす「夜街光。luzやけど〜」
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