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歌い手をする彼らと同級生だった模様。

第6章 休日 そのいち!


雪兎side

焦る天月くんのネームタグを追いかけて戦場へ向かう。
私自身この中では一番弱いため早めに駆け付けて時間稼ぎをするくらいのことしか出来ないのだ。

「はいはーい。」

そう言って天月くんの所に着いた瞬間マスティフを撃つ。
二発hit?かな。
正直あまり余裕は無さそうだし先にマスティフのリロードしてさっきたまたま拾った301で参戦する。
私ができるのは基本アーマーを割るだけ。
なので何人かのアーマーを割掛けにした時点で私のアーマーはもう既に残り僅か。

「……ッ…ゆつき!」

白兎「はいはい。」

遠距離で狙っていたであろう白兎を呼び、加勢を頼む。
ちなみに今どこで戦っているかと言うと盆栽プラザでも下の方、大まかに言うとリスポーンビーコン付近である。

白兎「よっ……こらせ……。」

私のHPももう残り半分。
天月くんはまだあるけど私が倒れたら天月くんの方に三人言ってしまうため三対一となる。
そうなる前に早く白兎に来てもらわないといけないのに……

天月「一人ダウン!」
「ナイス!」

そんなやり取りをしていると白兎が来た。

白兎「到着。参戦する。」

もうボロボロな敵からしたら増援はきつい用で、私はダウンしてしまったものの何とか勝てた。
ただ、今は序盤だ。まだまだ戦闘があると考えるとやはり疲れる。





そんなこんなで数試合をしていると一時間を過ぎていた。






あ、もう0時過ぎてる。

「……眠。」
天月「あ、もうこんな時間。」
白兎「ほら、すのう。起きる。」

「……ん〜。」
天月「えー……では、今回はまぁ、こんな感じで配信したわけですけど……も。どうでしたかね?」
白兎「楽しかった。」
「楽しかったよ〜。」
天月「そう。じゃぁ〜全員で、おつとも!でいいですかね。」
「「もちろん。」」

天月「それでは、……せーの。」

「「「おつとも!」」」

配信が終了しました。という画面を見て、discordを抜けようとボタンに手をかける。

天月「んじゃぁ、これで口止めということで、君らのことは言わないよ。それだけは言っとくね。」

そう言って天月くんが抜ける。

「……おやすみ。」
白兎「おやすみ。」

私も、白兎も抜けて全員が寝静まる。
休日が、終わる。

明日から学校とか億劫すぎるわ……。
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