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【ハイキュー】思い出すのは、いつも【黒尾鉄朗】

第1章 はじまり


はぁ。


さっき、18時だったのになぁ。



時計を見ると21時をまわってて、フロアの人もだいぶんまばらになった。

終わりが見えないわけではないけど、終わりの時間はまだ見えない。


たぶん、終電には、間に合う。

というか間に合わなきゃ困る。


もし間に合わなかったら。

その時はネカフェにお世話になろう。



だけどその前に


お腹空いた~~~。



引き出しのチョコレートは残念ながらなくなった。

いつも月曜に補充する引き出しのお菓子たち。

今日は木曜日。


なんで木曜日なの……。



コンビニに行けばいいと思うけど、それによってネカフェコースになった時、きっと私は後悔する。

今はお腹よりも帰ることが優先だ。


ただ、お腹が空いている私のペースは確実に落ちてる。

というか集中力が切れてきた………。



ここ2週間、寝不足気味。

寝たいのに、眠れない。


なのにここで眠くなるなんて。

ほんっと、自分の身体にイライラする。



ちょっと休憩。


ちゃんと保存して、

んーーーーーって大きく伸びをする。


こういう時、コーヒーとか飲めたら目が覚めるのかな?なんて思うけど、残念ながらコーヒーは飲めない。


苦い。

よく意外だって言われるけど、飲めないものは、飲めない。


ネットで「目が覚める ツボ」って検索して、ひたすら手のひらを刺激する。


………なんか、いける気がする。


単純でよかった。

そんなことを思いながらPCに向き直る。
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