• テキストサイズ

【ハイキュー】思い出すのは、いつも【黒尾鉄朗】

第79章 おまけ


そんなやりとりをニコニコしながら見ている奈々





「なんか、私の大好きな人たちが実は友達だったって

今最高に嬉しいし幸せです!」



「俺と結婚するより?」



「同じくらい!」





いや、マジで "アキくん" が木葉だったってことは

これ以上ない衝撃だったけど。





だけど、なんというか。まぁ。



逆にコイツでよかったかも。なんて。





まぁそれは、


ぜってーに言わねぇけど!





「あ、アキくん、赤葦さん。

中へどうぞ!」



「本日は来ていただきありがとうございますゥ?」



「いえいえ、どういたしまして(笑)

てか、黒尾ってことは

海とか夜久たちもいるってことだよな?久しぶりだな!」



「こちらこそお招きありがとうございます。

俺はお先に、夜久さんたちには披露宴で挨拶しました」



「あいつらもう中にいるよ」



「また後でゆっくり話しましょう!」



「じゃあ主役頑張れよ~」



「うるせーよ!」





予想外の同窓会



こんなんだったら

木兎にも声かければよかったなァ。なんて。




木葉には本当に驚いたけど。





「黒尾さんとアキくんが知り合いだったなんて

本当にびっくりしました!」



「お前に "アキくん呼んでいいか?" って聞かれた時

それがまさか木葉とは思わねーよなァ」





本当は呼んでほしくない、会いたくない


なんて。




まじで言わなくてよかった。





「でも、私の大切な人が仲良しで

ほんとに嬉しいです!」



「俺と "アキくん"

どっちが好き?」





一応、確認





「えーーーっとぉ」



「え?!」



「もちろん黒尾さんですよ!(笑)

あーーー!今日はありがとう!」





たった今来てくれた

奈々の友達に挨拶をしてにこりと笑う。





本当に、予想外の同窓会


今度は木兎たちも誘って、みんなで飲みに行かなきゃなァ。




あ、でも今日木兎誘ってないことに

あいつショボくれたりしないかな?




いや、もう30過ぎてんだ。



それはないか?





--- (今度こそ本当に)fin ---

2021.5.25
/ 355ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp