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【ハイキュー】思い出すのは、いつも【黒尾鉄朗】

第70章 翌々日(日曜日のお別れ)


「私ね、ずっと寂しかったんです」



「うん」



「ずっと、元彼のことが。大好きでした」



「うん」



「一静さんは?」





あなたの心にいる人のこと


どう、思ってる?





「俺も。大好きだよ」





やっぱり。




だって私たちは


ずっとずっと、そうだった。





「…………それって、もう。

相手には、伝えられないんですか?」



「どうだろうね?」





表情は相変わらず変わらない。





「もし、できるのなら。

ちゃんと、相手と話してください」



「…………。」





返事は、返ってこない。
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