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【ハイキュー】思い出すのは、いつも【黒尾鉄朗】

第57章 4月下旬(おにぎり宮)


「ありがとうございます。

そういえば、赤葦さんってご結婚されてるんですね。

指輪されてるから、そうなのかな~とは思ってましたが」



「はい。けど今日は奥さんが会社の食事会なので、宮に来ました」



「そうなんですね~!

ちなみに、ご結婚されてどのくらいなんですか?」



「今2年目ですね」



「新婚さんなんですね!

ちなみにどのくらいお付き合いされたんですか?


…………ってスミマセン。

プライベートなことばかり質問しちゃって」



「かまわないですよ。

そもそも隣で食事させてもらいたいって言ったの俺ですし。

せっかくなので仕事以外の話もしましょう」





あ、赤葦さんの俺って新鮮


仕事じゃ一人称が違うからなぁ



そして、赤葦さんの言葉にホッとする





「ちなみに "お付き合い" の期間はほぼないです」



「ないって?」



「付き合う前からずっとプロポーズしてたので、

"付き合う、イコール結婚" って感じでした」



「へぇ~!なんかロマンチックですね!」



「いや、全然ロマンチックではなかったです」





真顔で言う赤葦さんに、思わず笑ってしまう。
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