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【ハイキュー】思い出すのは、いつも【黒尾鉄朗】

第40章 お盆休み


待ち合わせ場所から少し離れた人も少ない場所で

ひとりボーッと待つ。





あれから、ボーッとしてしまう時間も増えてしまった。




何か、

というか主に黒尾さんについて





考えたり、




考えなかったり。





正直、考えたくはなかったけど



それはなかなか難しかった。





「オネーサン。ひとり?それとも友達待ち?」



「は?」



「そーんな怖い顔しないでよ。ね?」





……………。





知らない男の人が2人


………ナンパか。




こんな目が死んだようなヤツに声かけないでよ。




…………あぁ

だからいいカモだって思われたのかな。





とりあえず、無視



だけどそれでも話しかけてくる。




あーもう、煩いなぁ。





そして、手の中のスマホがずっと震えている。





アキくんかな?って思ったけど、



このタイミングで、黒尾さんだった。





…………何も知らなければ声を聞きたかったけど


だけど今は何も話したくない。



というか、声も聞きたくない。





そして話すとまた


私は黒尾さんに、酷い言葉を掛けてしまうと思う。
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