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【ハイキュー】思い出すのは、いつも【黒尾鉄朗】

第28章 無事に(翌朝)


黒尾さんと二人、ベッドの中。




服を着ていない自分が当たり前すぎて


全然違和感がなかった。





……………。





服を着ていないということは、たぶんシてる。





けど、なんか黒尾さんの呆れ具合から

やらかしている気がする。





というか、これはきっと



やらかしている。





「ちなみに………


あまり聞きたくない気もするんですけど

私が覚えてない部分、私結構やらかしてますか?」





まじで聞きたくないんだけど。





「いや、やらかしてはねーよ?」



「でも、何かあってるんですよね?」



「まーな?」





面白そうに笑う黒尾さんに、本当に嫌な予感しかしないけど



なんせ覚えていないから


一体なにをやらかしてるのか。





「昨日のお前、めちゃくちゃ甘えたで

めちゃくちゃ可愛かったよ?」





耳元で



朝からボッと赤くなる。





「聞きたくないけど。

"何が" ですか………?」




「昨日、俺たち。3回シたの」



「は?」



「いや~。俺ももう30過ぎたし、回数無理って思ってたけど。

意外とヤレるもんなんだな~!」





黒尾さんは笑っているけど



私は全然笑えない。





「ちなみに、初めてのこといろいろシたよ?」



「………そこに関しては、詳細は結構です」



「じゃあひとつだけ。

奈々が口でしてくれたの、めちゃくちゃ気持ちよかった。

し、めちゃくちゃ可愛くてヤバかった」





これも覚えてない?って



もう完全に面白がられてる。





ただ





…………黒尾さんが何を言っているのか

まじでわからない。





いや、口でするのはいいと思う。




黒尾さん、今までそういうこと言わなかったし


いつも私が気持ちよくしてもらってるから、



私も黒尾さんに気持ちよくなってほしいなって思ってたし。




だから、それを喜んでくれているならいいと思う。





ウン。





だけど、ということは?



たぶんその他の内容がヤバい気がする。





なのに、思い出せない。



そして、シたことで

こんなに腰が痛くなったのも初めて。
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