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【ハイキュー】思い出すのは、いつも【黒尾鉄朗】

第24章 準備


後1時間だけなんだけど


集中力が切れた。




ヤバイ




けど、言っちゃったからなぁ。




あんまり飲みたくはないんだけど


………ここはもう、カフェイン摂取するしか。





帰って眠れなくなるリスク大だけど

覚悟を決めてデスクの引き出しから栄養ドリンクを取り出す。





「ちょーっと」



「はい?」



「今日それ何本目?」



「2本目です」



「はい、没収~」





そう言いながら栄養ドリンクを奪われた。





「それ、パワハラじゃないですか?」



「えーーーーーー」





それ言っちゃう~?って。





「いや、お前毎日こういうの飲んでるでしょ?

飲み過ぎはよくありません。

あと、こんな時間にカフェインとったらまた眠れなくなるんじゃないですか?」



「でも、まぶたが重いです」





もう、正直に。





「じゃあ今日はもう帰るぞ」



「でも………」



「……………。」





なにか考えてる黒尾さん。





「ちょっと、こっち来て」



「はい?」





隅の資料置き場に連れて行かれて





「奈々、こっち」





そう言いながら、向き合う黒尾さんの指が私の顎に触れたと思ったら
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