【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)
第24章 カレシとカノジョ
「…グレイス、汚してしまってすまない。今拭いてやるからな」
「あ、うん、ありがとう…。
…すごいね、男の人がイくとこんな風になるんだ…」
大量に精液をかけられた自分の腹を見ながらどこか嬉しそうにそんな事を言うグレイスに気恥ずかしさを感じて、思わず苦笑いが溢れた。
それをグレイスは自分の性知識の無さを笑われたと勘違いしたのか、思いがけない単語がグレイスの口から飛び出してきた。
「むっ。私だって見たことなかっただけで、この生理現象の名前くらい知ってるよ。射精っていうんでしょ?」
「…まぁ、そうなんだが…グレイス、それはあまり大きな声で言う言葉ではないぞ」
「わ、わかってるよそれくらい! 今のはその、つい口をついて出ちゃったっていうか…」
「わかっているなら良い。さて、腹はこれで綺麗になったな。
あとは股の方を…」
「えっ!? や、やだ!そっちは自分でやる…!」
「ついでだ、気にするな」
「私が気にする…っ、…んぅ」
「………。」
柔らかでとろみのある潤いに守られたそこは、ティッシュ越しにも温もりを伝えてきた。おまけにグレイスが身体を ひくん、と揺らしながら発する悩まし気な声にオレの下半身もつられかけそうになるのをグッと堪え無心で拭きあげ、その後手早く自分の後処理をした。