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【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)

第12章 ブルーローズ


「ありがとう…、ありがとうグレイス…!

オレもグレイスのことが、大好きだ…」

そう言いながらグレイスの頬にレギス陛下とノクトと…そしてオレだけに特別に許されている『だいすきのちゅー』をする。


だが今日はとても一回で終わらせられなかった。

角度や位置、唇をつける長さなど色々と変え、さらに時々乾く唇を舌で舐めながら何度も何度もグレイスの頬を啄んだ。


「え? えっ? ち、ちょっと今日多すぎない!?」
顔を真っ赤にして戸惑うグレイスが可愛すぎて離してやれない。

「多くない。グレイスからもらった大好きにお返ししてるだけだ」


数年前に花冠を渡した時、従者として、兄妹としての立場を超えないようにオレは心にボーダーラインを引いた。
だが、この『特別』が許されている間は、オレからの愛を『普通』より近い距離で目一杯伝えさせてほしい。

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