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ハイキュー!! 鳥のはね
第2章 安定…というものがない。
「それじゃ行くからしっかり捕まっててね」
「わかった」
翔陽の自転車の後ろに乗り(簡単に言うと二人乗りだ)、翔陽のお腹周りに手を回す。
緊張?するわけないでしょ。
幼いころからハグとかいっぱいしていたし、中学の頃も自転車通学でこんな風にしていた。
今さら何に緊張すると言うのだ。
しゃかしゃかと高速回転するペダルの音を耳にいれながらふと浮き上がった愚問に的確に返す。
(あ、翔陽心臓バクバク言ってる)
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