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彼らとの夜 King Gnu R18
第9章 どうしようもないんだ(D.T)
曲作りのためもう数日スタジオに篭っている。この先、何日続くのか。
嫌いな作業ではないからまぁいいとしても、先が見えないのは正直しんどい。
ある日の夜、どうしても1人になりたくて人払いをした。
「雑用にスタッフ1人おいとくから」
そんな言葉をかけられた気もするが耳には入ってなかった。
1人になり制作に没頭しているうちに、ふ、と気が抜けた。
と、しばらくすると湧き上がる、行き場のない気持ち。
「女、抱きてぇなぁー…」
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