第1章 鬼才な彼(D.T)
「……んっ」
彼自身が固くなってくると、彼の息遣いも変わってきた。
舌全体を使って裏側を舐め上げ先端を口に含む。根本から優しく扱きながら割れ目に舌を差し込んだ。
「ふ、ぅっ…」
喘ぎ声ともとれるため息を吐くと、彼自身は一気に大きさを増した。視線は相変わらずパソコンの画面だが明らかに意識はこちらに向いている。
しばらく先端を味わった後、全体を口に含み唾液を絡ませながら吸い上げる。
「ぅあっ…」
達しそうになったのか、彼は乱暴に私の口から抜き去った。
あぁ、もう少しで味わえたのに…