• テキストサイズ

彼らとの夜 King Gnu R18

第1章 鬼才な彼(D.T)


雑居ビルの一室に彼のスタジオがある。きちんと防音設備が整っており、キッチンもシャワーもあるのでほぼここで寝起きしていると言ってもいいかもしれない。

返事がないのはわかっていながら一応インターフォンを鳴らしてから部屋へ入った。

彼はたくさんの楽器に囲まれた真ん中のデスクのパソコンに、いつものように向かっていた。

「…こんばんは」

声をかけるとこちらを見ることもせず
「おー……とりあえず」
と、顔はパソコンに向いたまま身体をこちらに向けた。

「舐めて」


/ 113ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp