第11章 俺のだから(D.T)
「まあ、下っぱなので遠くからいつも見てますね」
こんなに近くにいるのに、真逆の事を言う彼女がいじらしく、かわいい。
ビールの缶をテーブルに置き、彼女を抱きしめた。
「ツアー中にこんなことできるんかなー」
「ふふ、無理ですよ。半径1mにも行きません、きっと」
彼女の頬に唇を滑らせるとくすぐったそうに首をすくめ「うふふ」と笑う。
「ね、明日休みじゃねえ?」
「そうです、よく覚えて…っあ、や、ん」
尋ねながら、後ろから胸を揉み上げる。
「俺、昼から行けばいいからさ」
ふにふにと揉みながら指の間に先端を挟む。
「んんっ!」
「ゆっくり、してっていい?」
「は、い、んっあぁ。でも、あの、先に、おふろ」
「いーね。一緒はいろ」
服を脱ぎながら風呂になだれ込み、泡にまみれながら彼女を数回イかせた。
とろとろに蕩けた彼女をベッドに運び、脚を開かせたままその間でゴムをつける。