第8章 play 6 ※
……チュ………チュ………
シャワー室に響くリップ音に
吐息が混じり始める
『……っん………ハァ………ハァ…………コ…コで……ください……』
息を乱しながら
チサトは夢中で舌を絡めた
『……………お願い…………ハァ………ハァ…………………私……………あれから…ずっと……アナタの…事……』
「……」
答える代わりにカヲルは手を伸ばし
ドアにロックを掛けた
チサトの手が
躊躇いもなくカヲルのベルトを外し
ズボンのファスナーを下ろす
急くような動きに応えるように
カヲルはチサトを抱き上げると
洗面台の端に座らせた
フリルのショーツを脱がせ
取り出したモノをあてがうと
一気に挿入する
『……っ…』
思わず声を上げてしまいそうになったチサトは
慌てて手の甲を口にあてた
快感を逸らすように
人差し指を噛む
『………んぅ……』
「……」
背中に手を添え
倒れないように支えながら
カヲルは腰を動かす
『………ハァ………ハァ…………っ……ん……』
「……」
口元にあてられたチサトの手を取り
自身の首へ回させると
代わりにキスで唇を塞いだ
『………っ………んん……』
ピチャピチャと響く水音を聞きながら
深い所まで沈めると
チサトのナカがキツく締まってくる
『………んんぅ………っ…………………ゃ…………声………出ちゃ……』
「……ハァ……ハァ……」
カヲルは1度身体を離すと
チサトを床に下ろし
後ろ向きにして洗面台に両手を付かせた