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【呪術廻戦】無下限恋愛
第20章 呪胎戴天
2人の間に、強力な呪力の存在。
宇宙人のような見た目。
髪のような不気味な模様に沿って目玉がある――人型のそれが立っていた。
「……っ!」
私と同じで、伏黒くんも強力な呪力の気配を目の前にして動けずにいる。
いち早く、この〝恐怖〟という硬直に打ち勝った虎杖くんが、呪霊に向かっていった。
「うあ゛ぁぁああぁあ!」
手にした屠坐魔を、呪霊に向かって振り下ろす。
けれど……。
(う、そ……)
私の目の前に、虎杖くんの手が転がった。
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