第18章 ※大波乱⭐︎一年生親睦会②
五条先生が私の額にキスをして、私から離れる。
サイドテーブルの一番下の引き出しを漁って、小さな箱を手に取った。
その中から四角い袋を取り出して、五条先生が自分のズボンに手をかけたから。
さすがにそれは見ないほうがいいと思って、五条先生に背を向けた。
五条先生がクスリと笑った声が、耳に届いたけど、気づかないフリをして。
「皆実」
呼んでくれる声に身を任せて、私はまたベッドに身体を沈ませる。
「指とは比べ物になんないから……結構痛いよ。大丈夫?」
「痛いのは……平気です」
私に覆い被さって、五条先生が心配そうな顔をするから、笑ってみた。
そうして五条先生の熱が、私の蜜壺に擦りつく。
「ん……っ」
たったそれだけで、全身の呪力が沸騰して、身体を焼き切りそうなほどの熱が駆け巡る。
「皆実……っ、クッ」
押し広げられる痛みが、熱と絡んで、身体が溶けそうな感覚。
痛いのに、気持ちよくて。
苦しいのに、もどかしくて。
「あ……んっ、い……っ」
「ごめん……皆実、力抜いて」
力の抜き方が分からなくて。
押し広げられる圧迫感に、
強張る身体をどうしようもできないから。
五条先生の背中に腕を回した。