第4章 新たな門出
【視点】
「おやすみ」と言ったダンデさんに、私の完全思考停止した脳が辛うじてその言葉を理解して、「おやすみなさい」と返すことできた。
ダンデが部屋から完全にいなくなってから数分、私はやっと体の力を抜くことができた。そして、起きた出来事が脳で再生されて、私はずっとドキドキしていた心臓に、さらなる負担をかけて自爆した。
「ダンデぇ・・・そういうところだよおおおおお///」
私は両手を顔面に押し付けて悶えた。
もう私完全に全ダンデファンに殺される死亡フラグを立たせてしまった。
というかダンデの方から殺しに来たんですけど、ええ・・・なんで???
てか私、お姫様抱っこされたの?! ダンデに?!?! え?これ私のすごい妄想が現実化しちゃったの???
運ばれた時に腕に当たったダンデの・・・
「雄っぱいすごか・・・ったじゃないしっ!私なななななななんてこと考えてるの?!うわあああああ煩悩よ消えよ!滅しろおおおおおお!!!(小声)」
私は頭を抱えてブンブン横に振り回した。
その様子をテーブルの下にできた影からこっそり見ていたゲンガーは、はわわと口に手を当てて困惑していた。
そして数時間後、私はようやく観念してダンデのベットで眠ることにした・・・けど、
真夜中の4時を超えてから、やっと眠りにつくことができたのでした。
(あれ、作文?)