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【剣盾】君を待つ

第6章 ジム巡り



ダイアークの光が消えると、技を受けたシビルドンはその場で身を守る様にして耐え抜いていた。そしてまたガジリガメに向かって飛び出し、ガジリガメの顎に渾身の力を込めたばかぢからで殴りかかった。

効果抜群の技を受けたガジリガメは、あまりの痛みに怯み、一歩後ろへ下がった。

「シビルドン、そのままとんぼ返り!」

ばかぢからを使った事でシビルドンの体から、無数の蒸気が出ていた。地面に足がついた瞬間に、に言われたとんぼ返りを繰り出した。

「逃さないわ!ガジリガメ、ダイストリーム!!」

ガジリガメの口の周りに大きな水が集まりだし、シビルドンに狙いを定めた。しかしそれより少し早く、シビルドンはガジリガメを殴りつけたあと、素早くの元へ戻ってきた。
も早くシビルドンをモンスターボールに戻すため、ボールを手に取り光を当てた。
そしてもう片方に入ったボールをフィールドへ投げた。


「頼んだよ、ドラピオン!つぼをつく!」


ボールから出たドラピオンは、巨大なガジリガメともうすぐ放たれるダイストリームを見て、すぐに自分の長い手を守る様にクロスさせた。
そして自分の尾にあるハサミを、己の背中に突き刺した。

大きな水が溜まり切ったガジリガメは、ダイストリームをドラピオンめがけて放った。大量の水がドラピオンに襲いかかり、水圧で後ろに押されそうになるのを4本の足で耐え切ろうとしていた。
そして自分に突き刺していた尾を地面に突き刺し、自分の後ろにいるにまで被害がいかぬ様耐え抜いた。


ダイストリームが放たれた事でスタジアムには雨が降り出した。


「ドラピオン、クロスポイズン!」

「ドラァア!!」


はすぐにドラピオンに指示を飛ばした。
ドラピオンは待ってましたとばかりにガリジガメに向かって走り出した。


「もう一回ダイストリームよ!」

ルリナは迫り来るドラピオンに、ガジリガメのダイストリームを当てる様指示した。すぐ様ガジリガメは大量の水を集め、こちらへやってくるドラピオンに狙いを定めて放った。




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