第6章 ジム巡り
電話が切り、はやっと体の力を抜くことができた。
「し、死ぬかと思った・・・」
会話中はどうにか平静を装い、ダンデとの会話を終えたが、次も連絡を送る約束をしてしまったので、はどうしたもんかと悩んだ。
「耳元でとか・・・あかんて・・・///(自分が櫻○さんの声だってこと自覚して・・・無理な話だけど・・・(涙)」
携帯を耳に当てていた部分を手で覆い、うううとは唸り声をあげ、顔の熱が引くのを待つ羽目になった。
(いやでもこれがキバナ様だったら本当に危なかった。即死確定・・・ある意味最高の死では・・・?)
それも悪くないかもしれない・・・と、不穏な事を考えつつ、は今日宿泊予定のポケモンセンターへ向かったのだった。