第44章 3度目のバレンタインデーは…後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
2月12日 AM2:40
に気が付いたらなっていた
結局あの後 もう一度して
そのまま眠ってしまっていた様だ
喉…乾いたな…お水飲みたいな…
「どうした?みくり」
「ああ、ごめん、起こしちゃった?」
杏寿郎がベットに上で
寝転がったままで頬杖をついて
ベットの端に腰を掛けていた
私の方に手を伸ばして来て
みくりの手を取ると
自分の頬に当ててその上から
自分の手を重ねた
「考え事でもしてたのか?」
「いや、ここ…また
その、露天風呂が苦痛じゃない
季節に来たいなぁって考えてた…だけ。
ご飯も美味しかったし、お酒も種類あるし、
岩盤浴も綺麗だったなぁって」
「また来れば良いだろう?
県内なんだし、何時でも来れるが?」
「ああ、そうだね、この部屋じゃない
お部屋とかも…気になるし」
「部屋、変えるか?
別の部屋にも興味あるんだろう?
どうせ、明日も
別のホテルに行くだけなんだ。
それまでの時間、
違う部屋で過ごしてもいいが?」
はぁーっとみくりがため息をついて
それからふふふと笑った
「何故、笑うんだ?」
「いや、そのそう言う発想がね
出て来る所が、杏寿郎らしいなって」
「みくり、それは朝になってから
君が決めてくれたらいいが。
とりあえず、夜中なんだし、寝よう。
寝るんだったら、そっちのベットにするか?」
ああ そうだった忘れてた
そっちのベット…もあるんだった
結局 さっき AV観ててそのまま
そっちのベットでしちゃって寝ちゃってたから
こっちのベット全然使ってなかったな
そのまま もそっと杏寿郎が
眠くて気怠そうにしながら
隣のベットにスライドしながら移動して行って
「杏寿郎も明日、
モンスターエナジー飲む?
それにさ、何だかんだ言って
水曜日から毎日してるから、
明日は無理に…しなくても。
ああ、そうだ!だったらさ…」
「別に俺は体調は何ともないが?
しんどそうにでも見えたのなら、
単に目が醒めたばかりで
眠たかっただけだが?」
まぁ しないって選択肢は
彼からは出て来なそうだとは
思っていたけどもね
その後もう一寝入りして
起きたら朝の8時過ぎだった
モーニングのセットにフレンチトーストがあって
それから 忘れない内に
宿泊者特典のハニートーストも
一緒に注文した
