第43章 3度目のバレンタインデーは…前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「確かにグラスワインの種類が
赤と白にそれぞれに、数種類あるのは
中々にポイントが高いな」
「確かに、フードのメニューも
種類が多いし、こんなに
ハニートーストの種類あるとか
見た事ないかも…」
「でも、食事の後に
食パン一斤も食べられるか?」
「でも、宿泊だったらサービスって
書いてあるよ?食べないと損だよ
それに、甘い物は別腹って言うよ。
ねぇ、イチゴのとチョコバナナのと
どっちにする?
それともスタンダードなやつ?
あ、でも、今月のバレンタイン
限定のやつにする?ショコラの…って
杏寿郎チョコ苦手だった…」
「まぁ、それは明日でもいいだろう?
このテーブルの上を片付けないとな」
ガーリックライスにステーキが乗ってるのに
シーザーサラダと
カプレーゼに クアトロフォルマッジ
それから 生春巻きにカマンベールのアヒージョ
ウニとイクラのパスタとオニオンリングのフライ
「って、オニオンリング、多くない?」
大皿の中央にドーンと
オニオンリングがそびえ立っていて
その周囲にフライドポテトと
唐揚げも乗ってるんだけども
「嫌いか?好きだっただろう?」
「モスバーガーの
オニオンフライは美味しいでしょ?」
食事を済ませて
皿をテーブルの上で一応重ねて纏めると
杏寿郎がソファの上で寛いで
大きなテレビを見ていて
「いいもんだな、普通のホテルとも
確かに勝手は違うが、寛げるし…。
そう言う事をするのに関しては、
専用なだけあって、向いてるしな。
折角あるし、カラオケでもするか?
まぁカラオケボックス並みには無いだろうが」
「まぁ、折角あるなら歌ってもいいけど」
それから適当に
数曲お互いに選曲して歌った頃に
「ああ、そうだ…実は
この部屋の売りはまだ確かめてなかったな」
そう杏寿郎が言って来て
この部屋の売りって
この広さでも大きなテレビでも
あの寝心地のいいベットでもないの?
ましてや
露天風呂とお洒落なガゼボでもなく?
かと言って
サウナと岩盤浴でもなくて?
って事はカラオケでもないよね?
杏寿郎がベットの方へ向かったので
みくりもそれに続いて
ベットの方へ向かうと
杏寿郎がコントロールパネルにあった
スイッチを押して
あっちを見て置くと言いと言ったので
杏寿郎が指さした方を見ていると