第11章 春が来りて 後編 お相手:冨岡義勇
足を開放されて
ほっとしたのも束の間で
再び胸の先を舐められると
スッと義勇の手が秘所の上に伸ばされて
下着の上からその部分に
押し付けるように手を当てられる
「上の口にしたように、
下の口にも口付けたいが?」
確認を取られている様だ
え?今
義勇さん
とんでもない事言ってる気が
下にも口付けたいって
「ダメ、ダメ、ダメです!
そんな所、口付ける場所じゃありませんっ!」
その部分を守る様にして
下着を押さえるが
抵抗も空しく脱がされてしまって
グッと太ももの根元を支えて
足を大きく開かせられてしまう
「み、見ないで……下さっ。
そんな所、恥ずかしいっ…」
トロトロと秘所からは
愛液が溢れて零れて来ている
「見られてるだけで、…濡れてるようだが?」
「いやっ、言わないで……」
自分の大事な部分を
大好きな義勇さんに見られているなんて
頭が恥ずかしさで沸騰しそう
「綺麗だな…」
自分の大事な部分に
そんな事を言われてしまっては
もう 恥ずかしくて……
「義勇っ…さん、言わないで……っ」
見てる距離から
義勇の顔が自分の秘所に
近づいているのがわかって
だって 吐息が掛かってるから
義勇の頭を思わず押さえてしまったが
その抵抗も空しく
舌を秘所に這わされて
チュッ グチュ……
唾液と愛液の混じる音がして
自分からこんな音がするなんて
恥ずかしくてどうにかなりそうだ
グイっと陰核を覆っている
包皮を持ち上げられて
むき出しになった敏感な部分を
舌で擦られると
焼けるんじゃないかってくらいに
熱く感じてしまって
「やぁ、そこはっ、
んんっ、はあ、ん、あぁああんんぅ!」
真っ白に目の前で
何かが弾けて
呼吸が乱れる
それだけじゃなくて
自分の中からダラダラと蜜が零れて来て
「大丈夫か……?みくり」
義勇がそう問いかけて来て
自分が気を遣ってしまったんだと気が付いた
「少し、休むか……?」
呼吸を乱している私へ
配慮してなのかそう言われたが
どうにも変な感じが自分の中からして来て
「あの、義勇さん…私、
おかしくなっちゃったんでしょうか?」