第43章 3度目のバレンタインデーは…前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「…しばらくこのままで、居てもいいが」
「身体、洗ってる途中だったでしょ?」
そう言って離そうとした身体を
グイっと引き寄せられてしまって
そのまま 唇を重ねられる
ちゅ ちゅと短い口付けを
ついばむ様にして繰り返されて
そのついばむ口付けが
少しずつ唇を食む様な口付けに
変わって来た頃に
「んっ…」
そう小さく声を漏らしてしまった
「みくり…、どうだ?このまま…」
それは このまま ここでしないかって
意味なのだろうけども…
「えっ、あ、でも、明日仕事っ…」
耳元に彼の熱い吐息が掛かる
「…一回だけ…でいい」
平日で
明日仕事あるし…
それもお風呂で…なんて
そのまま耳の縁を彼の舌で舐められて
泡の付いた手でその泡を乗せる様にして
両胸に塗り込まれてすり込まれる
「んっ、や、…もう、洗ったし…っ」
「俺は、まだ、…洗ってないが?
俺も、君に洗われたい…と
思ってるんだが、…叶えてくれるか?」
「あの…ッ、杏寿郎、洗うんだよね?」
はいと泡で出るボディソープを
ポンプごと手渡されてしまって
「俺はそうした方がいいかと思ったが、
君は洗わない方が、お好みか?」
「なっ、ちょ、…私が
どっかの誰かさんみたいじゃないの!
洗います、洗いたいです。洗わせて
頂きます、杏寿郎様」
自分の両手にこんもりと泡を乗せて
その泡だけがその部分に当たる様にして
杏寿郎のモノの泡で包むと
あくまでも洗うと言う名目を守りつつ
その部分を泡で包んで行く
「君のその言い草だと、どっかの
誰かさんは、洗ってない方が好み…だと
言ってる様な感じだが?違ったか?」
ペニスの全体に泡を乗せ終わると
そのまま陰嚢の方からその裏側に掛けてにも
更に泡を付けて洗って行く
陰嚢を揉みながら泡を馴染ませて
そのまま反対の手で余っていた泡を
陰嚢の根元と肛門の間に伸ばして行って
その泡を馴染ませた指先を添えて
少しばかりその部分に押し込んで
圧を掛けると彼の身体が反応して
跳ねる部分を見つけて…
その部分を重点的に指先で圧を掛けつつ
小刻みに震わせる
ペニスに添えていた方の手を
逆手に返して握り直すと
陰嚢の裏を刺激しながら
ペニスの根元を握った方の手を
根元から亀頭に掛けて回転を掛けつつ扱くと
「沁みない?大丈夫?」