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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第38章 ピックアップお礼 愛の棘 お相手:煉獄杏寿郎



「みくり…ッ、ハァ、……
みくり、…、ハァ、みくり」

繋いでいた手を開放されたかと思うと
身体に腕を回されてそのまま
強く抱きしめられる

お互いの身体のぶつかり合う音が響いて
彼がそうなるのが 違いんだって
耳からもみくりは感じ取っていて

抱きしめられているから
耳のすぐ横に彼の顔があって
苦しそうな声が吐く息に混じるのが

聞いているこっちが苦しくなって

胸が締め付けられて切ない


「みくり……、出す……ぞ?」

「はぁ、あ、んんっ、ああぁん、はぁン」

言葉としての返事を返したいけど

押し寄せる快感が強すぎて
只々 喘ぐばかりしか出来ないで

ともすれば その快感に
意識を手放してしまいそうになりながら

その彼の身体に腕を回して
溺れる人の様にしてガリッと

その背中に爪を立てて 食い込ませた


「ぁあぁあんっ、ぁ、はぁん
あっ、ぁ、んン、はぁああああぁんんっ」

それまでとは 比べ物にならない程の
大きな絶頂の波に飲み込まれて

そのまま 意識が飛びそうになっていると

ズルッと自分の中から
彼の男根が抜き去られて

「…ーーぅ、く、あ、ハァみくり」

まだ 熱を吐き出してない
男根を自らの手で数回扱き上げると

白い愛の熱の証拠を

みくりのお腹の上に吐き出した

その熱のあまりの熱さに
ビクッとみくりの身体が跳ねる

肌にそれが当たる瞬間に
火傷してるんじゃないかって

そんな…錯覚すら覚えてしまう

彼がソコが熱を粗方吐き出し終えると

そのまま 自分の身体を襲う倦怠感に
抗いながらも杏寿郎が荒い呼吸をしながら

懐紙を引き抜くと
みくりの身体に飛んだ
自分の吐き出した物を懐紙で拭い取り

そのまま屑籠へと投げ入れる様にして捨てる

ズル……と崩れて来るその身体を
みくりが両腕で支えて
自分の身体に杏寿郎の身体を預けさせて

その汗に濡れた身体を抱きしめながら
労を労う様にしてその背中を撫でた

「…………っ、ぅ」

背中のある場所に触れた時に
そう小さく声を彼が漏らして

ハッとある事に気が付いた
さっき夢中になっていて

無意識だったけど うっすらと記憶がある

私 杏寿郎さんの背中を引っ搔いて
……思い切り……爪跡を

残してしまって居た…



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