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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第38章 ピックアップお礼 愛の棘 お相手:煉獄杏寿郎



欲しい… 欲しい……って

いつも 抱いて貰ってるのに

どうして こんなにも

欲しくて欲しくて 仕方がないんだろう?

そっと杏寿郎の手が
みくりの頭を撫でて来て
穏やかな表情をしながら
こちらを見ている彼と目が合った

「どうした…?みくり
痛むのか……?このまま、
お互いの身体が……
馴染むのを待つか?」

ふるふるとみくりが
杏寿郎の問いかけに首を振った

「どうして……、こんなにも
こんなに…もっ、愛して貰ってるのにッ
もっと……って、もっとってなっちゃうの?」

一瞬 突然の言葉に
杏寿郎が目を見開くとふっと笑った

「そんな事は、簡単な事だ。
みくり。君が俺を、それだけ
想って、好いてくれていると言うだけの事だ。
君が俺をそこまで、求めてくれている。
これ以上に、喜ばしい事がどこにある?」

ズズッっとその言葉と共に
彼が更に中に押し入って来て

ブルブルとその刺激に身体を震わせる

「んんっ、はぁ、杏寿郎…さんっ、でもっ…
やっぱり、私ッ、厭らしくて……
いけない子…なんじゃ…ん、あぁん」

「どうしてそう、君は思うんだ?」

「だってっ、沢山愛して貰ってるのに
今だって、杏寿郎さんに
そうして欲しくて…、我慢ッ出来ないのにッ」

俺に愛されたくて仕方ない
その気持ちを抑え切れないと
そんな風に気持ちを伝えて来られて

それを果たして俺が

厭らしいだとか いけないだとか

そう思うのかと 心配してるのか

全く 君は……可愛らしい事この上ないな

「みくり、君は……可愛らしいな。
俺は、君にそう思われて嬉しいが?
もっと、俺を……欲しいと、言ってくれ。
みくり、君の口から、もっと
俺を…求めてくれるか?」

そう言って頬に手を添えられて
唇を塞がれる
口付けを交わしながらも
奥へと物を押し進められて
自分の中が彼で満たされて行くのが分かる

繋がってる所 熱い……

交じり合って溶け合って行くみたい

どっちの熱なのか 疼きなのか

膿なのかも分からずに

もっと その熱の赴くままに

溺れてしまいたい この

底のない沼の様な 愛の中に……

「んんっ、杏寿郎さん…もう、
どうしようもない位にっ…ん、はぁ、
愛して……欲しい、愛されたいもっと…
貴方に…、ぁあんっ」

貴方の熱に 焦がされたい
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