第29章 可愛い彼の裏の顔 お相手:竈門炭治郎
「もう、わかりましたから!
そうしますからっ。
手、放して下さい。そうしてたら、
できないですよ?みくりさん」
呆れた様に
宥められる様にそう彼に言われて
まるで 子供様に
あたかもこちらが 年下かの様に
彼に扱われるのも
それはそれで好きだったりするから
私はダメな女だなぁっと
毎回の様に感じてしまうんだけど
「挿れ……ますよ?」
「んっ…、うん…」
グッと蜜口に硬い
炭治郎のモノが添えられて
その亀頭でスリスリと入口を擦られると
グチグチと音をその部分が立てる
「欲しい…ですか?
残念そうな……匂いが…しますけど?」
「んっ、やっ、…炭治郎…くぅん、
いじわるっ…しないでっ」
「はいはい。わかりましたから……」
そのまま ツプッと
ほんの亀頭の先端の半分ぐらいだけ
浅くだけ入ってるのか入ってないのか
それ位の場所で止められてしまって
また 更に 焦らされてしまって
奥がギュウウっと締まるのを感じる
「もう…んッ、またっ…そうして
意地悪……するっ、ぁあ、ん」
「でも……、嫌いじゃないって、匂い…
してますけど?そうして欲しいのに
そうして貰えなくて…、けど、
そんな風に焦らされるのも…。
嫌いじゃないんでしょ?……みくりは」
そういつもと違う
男らしさを感じる声で
囁かれて
名前を呼び捨てられると
ゾクゾクと身体が期待で震える
ああ もっとそうされたいって
期待してしまっている…
普段は
素直で優しくて
可愛い 彼の
裏の顔
知ってるのは 私だけ
「んんっ、炭治郎っ…、名前っ
…あぁんっ、呼び捨ててっ、
欲しい…よ、呼んで?んっ、もっと…ッ」
ギュウウと彼にすがりつけば
浅く入っていた彼のモノが
自然と自分の奥へと滑り込んで行って
ズブズブと飲み込んで行くのがわかる
「また、そうやってみくりは……。
自分から挿れちゃうんですね?
ダメ、だって…俺、言いましたよね?
俺がする……んだって」