第6章 そん時はその時　お相手：不死川実弥

そのまま足の付け根の
鼠経に合わせて親指を広げて手を添わせると
グッと内側に向けて押していく

「や、あっ、やっ、んんっ、実弥っ……やんっ」

否定的な喘ぎだったし
下の名前呼んでるあたり　
ここも弱いんだろーが

感じねぇとこねえんじゃねぇかな？
と思いつつ

みくりが熱っぽい目を
こっちに向けているのに気が付いて

「もう欲しくなっちまったかァ？」
と冗談ぽく聞いてみると
「……そ、そうかも…」
と気恥ずかしそうに言って来たので

ちょっと残念な感じもするが……

「ったく、しゃーねぇ奴だな、お前」

と言いつつも　またまた優しい手つきで
みくりの下の隊服を脱がせてくれるので

やっぱり
不死川君は優しいなぁと思ってしまって
きゅんっしてしまう　
胸の辺りもギュッとなるけど
今は　アソコの辺りも
ギュッとなってしまっているが

「実弥」

名前を呼ばれて
しがみつくようにみくりが抱き付いて来て
その抱擁を受け入れながら
お互いの舌を絡め合う
そっとみくりの濡れた入り口に手を当てて
中に入れないようにしつつ揺すると

「あっ、んんっ、あっ、
実弥、実弥っ…いいからっ」

「わぁったよ、そんな急かすんじゃねぇ。
ちゃんとしてやっからよ」

と呆れて言ってるけど　言い方が優しくて
ちゅうっと頬にくれた口付けもとても優しい

実弥が自分のベルトを外して
自分のモノを取り出すと
みくりの入り口にスリスリと擦り付ける

「痛かったら、言えよ」

こんなになってるのに　痛いわけなんて

ズズッと不死川の大きくて逞しいモノが
自分の中を広げて割って入ってくる感覚も
熱い焼けるような感覚と
蕩けるような痺れが混じって
どうにも言葉にできなくて

「…はぁ、ん、ふ、ぁ…」
「平気、そうか？」

と耳元で確認されたので　頷いた

ズンッっと深く沈められて
みくりが体を大きく反らせる
「あっ、あっ、はぁ、ぁあんっ！」
しばらくはゆったりとしたリズムで
体が馴染むのを待っていると

「さ、あっ、んっ、実弥っ…もっとっ」
「もっと、どうなんだ？
速くかァ？それとも、深くがいいのか？」

今の速度で動かれるのも
じれったくて更にジリジリしてしまいそうだし

今の深さじゃなくって
もっと深い所まで欲しい