第128章 ただいま。3人の家。 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
そして…そのまま
…
ベッドに潜り込んで寝直した
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次に目を醒ました時には
夜が明けて 朝になっていた
片山家の家族と一緒に
朝食を取ると
奏寿郎の身支度を整えて
残っていた荷物を全部綺麗に纏めた
自分達の車に積み切れない荷物は
おじさんが軽トラックで
運んでくれると申し出てくれて
ありがたくお言葉に甘える事にして
いとこの2人と
おじいちゃんおばあちゃんに
見送られて片山家を出発した
二田の家までは下道だと
1時間ぐらいだが
上を使えば40分程で着くから
奏寿郎も移動時間が短い方が良いかなと
そう思って上を使って帰る事にした
二田の家に到着して
おじさんにも手伝って貰って
あっちに持って行って居た荷物を
杏寿郎と2人で降ろして貰って
私はその様子を奏寿郎を抱っこしながら
見守っていたのだけども…
2ヶ月ぶりに…帰って来たんだなと
自分達のお家を見ると思ってしまって
おじさんにお礼を渡して
コーヒーを飲んで貰って見送った後に
改めて…奏寿郎を抱っこして
杏寿郎と一緒に一旦外に出て
3人で家を外から見上げる
家の中に居たのに わざわざ外に
3人で出て来たのはある理由があってだ
杏寿郎がこっちの肩に腕を回して来て
みくりの身体を引き寄せて来る
杏寿郎の身体に自分の身体を預けて
みくりが隣にいる
杏寿郎の顔を見つめた
その杏寿郎の顔が笑顔になって
うんと頷いて来たから
それに応える様にしてうんと頷いた
「帰って来た…んだな、俺達の家に」
「うん、そうだね…。
帰って来た…んだね…。
杏寿郎と私と、奏寿郎の…お家に」
「ただいま…だな…、俺達の家」
「うん、ただいま…だね…」
ただいま。3人の家。 前編
ー 終 ー