第128章 ただいま。3人の家。 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
「おかえり…杏寿郎」
多分…だけど…声…
上ずっちゃってる…よね…
「あ、ああ、ただいま…。
奏寿郎は起きたか?…
だったら、奏寿郎を…風呂に…」
無意識で視線を
杏寿郎の股間の辺りに
つい…向けてしまって居て
何となくぎくしゃくしながら
杏寿郎に奏寿郎を
沐浴して貰って…から
思い出したんだけど
もう1ヶ月経ってるから
奏寿郎をベビーバスじゃなくて
普通の湯船に入れてもいいんだけど
今までずっとそうしてたから
いつも通りに用意をしてしまって居た
綺麗に洗い終わった奏寿郎を
バスタオルをセットした腕で
杏寿郎の手からみくりが受け取って
湯上りの奏寿郎の
もちもちっとした肌に
ベビーローションをぬりぬりして
紙おむつをつけて
服を着せると
後は…奏寿郎が落ち着いた頃に
母乳とミルクを飲まして
寝かしつければ…用意は整う訳で
「杏寿郎…、先にお風呂に
入っててくれる?」
湯上りで身体が落ち着いて来るまでは
授乳は出来ないから
その間に杏寿郎にお風呂に
先に入って置いてと伝えると
そのまま杏寿郎はお風呂に入りに行って
ご機嫌に手足をバタバタさせている
奏寿郎の様子を眺めながら待っていると
杏寿郎がシャワーだけ済ませて戻って来て
湯船には後で一緒に浸かるつもりだから
奏寿郎を杏寿郎に見てて貰って
自分のシャワーを済ませて戻ると
丁度…奏寿郎に授乳が出来る位の
時間になっていたので
奏寿郎におっぱいとミルクを飲ませて
そのまま…寝かしつけると
すやすやと…眠っている奏寿郎の顔を
ベッドの上に座って2人で眺める
「流石に寝てるとは言え…
自分の子供が…寝てる…隣で…は
俺も…気が引けてしまうからな…」
「折角、奏寿郎が寝たのに…
起しちゃう…じゃない…の…」
「奥さん…お風呂場でいいか?」
杏寿郎がそう…耳元で
みくりに囁き掛けて来て
その杏寿郎の提案に
みくりが自分の首を縦に振る
一緒にお風呂場に移動して
一緒に…こじんまりした湯船に浸かった
「奥さん…、キスしても良いか?」
「じゃあ、そっち…向く?」
杏寿郎に背中を向けて
座っていたのを
向い合せになって座わると
杏寿郎の肩に手を回して
自分の唇を杏寿郎の唇に重ねる
「んっ…ん、ふ…っ」
杏寿郎の手がおっぱいを
弄る様にして揉んで来て