第127章 8月15日のお話… お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
2023年8月15日
その日は…朝から…横殴りの雨が降って居て
台風情報によれば…台風7号は
私達の住んでいる所…の辺りには…
午後の3時辺りに…最接近すると言う事で
台風には警戒をして下さいって言う放送が
昨日の夜に市から放送されてたけど
ありがたい事に…立地的に…
河川からは離れてるので浸水被害には
会う様な場所には家は建ってないんだけど
あるとしたら…家の裏が山だから
地すべりとか来たら…死ぬしかないけど
市のハザードマップでは
土砂災害危険地域でもないので…
公民館に避難する…よりは…
家の方が土地が高いから…台風に関しては
安全…だとは…思うんだけどね…
市内では…数年前の豪雨災害で
橋が落ちたりとかした場所もあるけど
昔からあの辺りは…川が良く氾濫するって
言われている地域…だったりはするんだけど
別の市内の良く 毎年大雨が降っては
お約束の如く浸水して水に浸かる
川よりも低い場所にある地域は
年単位で大きな重機が数台入って
かなり大掛かりな河川工事をしていたから
その工事が完了してからは…
水害に遭ったという話は聞かないから
あの河川工事…の効果が出てるんだなって
台風に備えて…離れも雨戸が締まってるから
外は…明るいけど…閉め切った雨戸の所為で
離れの部屋の中は真っ暗で
今日は…夜中から雨が降ってたし
どの道…今日のイベントは中止しかないけど
昨日の内に機材の撤去も済ませてたので
旦那さんは…昨日の夜遅い時間に
こっちの家に来た事もあって
まだベッドでお休み中だ
奏寿郎も…ちょっと前におっぱいを飲ませたから
すやすやと気持ち良さそうに眠っているけど
でも…7時半…過ぎてるんだよなぁ~時間
お腹空いてるし…朝ご飯食べたいんだけどなぁ
でも…旦那さん居るのに
自分だけ済ませるのもなぁ~
「あ。でも…杏寿郎寝てるし
奏寿郎も寝てるし…、朝ご飯温め直して
こっちの離れに持って来ようかな?」
うちの家は田舎の農家だから
必然的に全員朝が早いからなぁ
ずっと朝ご飯置いたままにしてたら
まだ朝ご飯も食べてないの?って
なりそうだもんな…何となくだけど
ふたりが寝てる間に
朝食を温め直して
ダイニングのテーブルから
こっちの離れに運んで来て
「ん~?…奥さん…どうしたんだ?
まだ…外…暗いぞ?」
「杏寿郎、起きたの?」