第125章 ついに来た8月…~分娩第2~3期編~お相手:煉獄杏寿郎現パロ
そこでそのまま…産後の経過を
1時間ほど観察されて
その間ずっと…奏寿郎は隣にいたけど
全然泣いたりしなくて大人しくしていて
赤ちゃんって泣いてるか寝てるかの
イメージだったんだけど
身体は動かしてたけど 凄い静かだったから
赤ちゃんも…生まれてすぐは
やっぱり疲れてるのかなって
そんな事を考えながら奏寿郎を見ていたんだけど
杏寿郎と一緒に特別室に戻ると
テーブルの所に夕食が用意されていて
お祝い膳と言っていたが
綺麗に盛り付けをされたフルコースだったので
驚いてしまったんだけども
ホコリが付かない様に
ラップをかけてくれてたので
それを外して並べ直して
スマホで写真に収めて
自分の母親にご飯凄いよって送っておいた
「こうして見てると、本当に
ちょっとしたホテル以上のホスピタリティだな」
「確かに、普通にホテルで
出されても違和感ないもんね。
凄い、盛り付けもお皿も綺麗だし…」
出産のお祝いのコースだけでは
杏寿郎には物足りなかったようで
行きに買って来てた
カップラーメンも食べてたけど
「じゃあ、奥さん…。俺は戻るが。
また明日…夕方にでも…顔を見に来るからな」
「うん、ありがとう…杏寿郎。
昨日は寝てないし、…杏寿郎も
明日も朝活イベントあるし、
今日は…ゆっくり休んでね?」
よしよしと杏寿郎に頭を撫でられて
「奥さん…、ちょっとだけ…」
個室で2人だけなのを良い事に…
ちょっとだけと言う杏寿郎のキスを
受け入れた…までは良かったんだけど
当然…ちょっとだけ…では
すまなくて…熱烈なキスを…
されてしまって…腰が砕けて
ソファの上に崩れた身体を…
杏寿郎に預ける様にされてしまったのだけど
「んっ…んんっ、杏寿郎…ッ
も…う…、キス…これぐらい…でッ」
許してとこっちが言う前に
キスで唇を塞がれてしまって
結局こっちがふにゃふにゃになるまで
容赦ない感じにキスをされてしまったんだけど
動けないままでソファの上から
帰って行く杏寿郎を見送ったのは
2023年 8月8日の 21時の事だった
ついに来た8月…~分娩第2~3期編~
ー 終 ー