第123章 ついに来た8月… ~前駆陣痛編~ お相手:煉獄杏寿郎現パロ
夕飯は賑やかな
お好み焼きパーティーの様な感じで
楽しい雰囲気で夕飯が終わったんだが
片付けを終えて
離れに移動すると
奥さんが…その…
ぴったりと俺の隣に引っ付いているんだが
これは…一体…どう言う状況なのだろうか
「怒ってるのか?」
「何で?怒る理由ないじゃん…」
「不安…か、やっぱり…」
「週末は…居てくれる…でしょ?ここに
だから…、今は…大丈夫…ッ」
そう言いながらぎゅううと
こっちの服の裾を握って来るから
予定日が近付いて不安なんだろうが
「あ、そうだ…、辺がね…
お祝いの樽酒をね、持って来てくれたんだよ」
「渡辺君が来てたんだな?
ああ、あの時に…そんな話になってたか」
その話題を出してから
杏寿郎が…ちょっと機嫌悪そうにしてるから
この話題は…出さない方が良かったなと
「あ。リアリティショーの編集に
辰巳君もお手伝いしてるんだってね。
不死川さんが、経験者だから
即戦力になってくれてて、更新も
辰巳くんのお陰で早く出来るから助かるって…」
そう話題を元彼の渡辺健太郎の話から
いとこの辰巳と不死川の話題に変えたのだが
「ああ、その話か、不死川が
彼が居てくれて助かってると言ってたしな。
で…?渡辺君とはどんな話をしたんだ?」
ヤダヤダヤダヤダ…
この旦那さん怖いんけだけど?
別にその時のやり取りに
何一つとして疚しい事ないのに…
浮気を責められてる気分になってしまうのは
私の気の所為…じゃないはず…だ
「どんな……って、
辺とは、別に…変な話はしてないよ。
予定日、いつなのって話で、9日だよって
答えて、もうすぐだねってなって。
子育てで困った事あったら、
千咲ちゃんに相談したらいいよって。
私は、色々気にしなくて良いから、
赤ちゃんと自分が元気で
赤ちゃん産む事だけ考えてたらいいって
そんな感じの話をしただけだよ?」
「そうか、良かったな…」
ええっ 人に話の内容を
話させて置いて…それだけ??と
思ってしまったのは…こっちのあれだが
「杏寿郎は、新しいグランピング場は
どうだったの?1日にオープンした
ばっかりの所だったんだよね?」
「ああ、中条市の端の方…で
上条市との境のとこにあるんだな…。
市内でも結構遠く感じたが…
水位を調整してる川があるから、
子供連れで川遊びも安心して出来るぞ」