第123章 ついに来た8月… ~前駆陣痛編~ お相手:煉獄杏寿郎現パロ
お腹の張りも…ちょこちょこと
感じるようになっていて
いよいよって感じがしてるんだけど…
おばあちゃんがお昼は居ないから
お昼ご飯の支度をしないと…
そうめんがあるから適当にしてとは
おばあちゃんに言われていたから
そうめんを茹でて
薄焼き卵を焼いて錦糸卵にすると
家には沢山あるきゅうりも
それに合わせてカットして
おじいちゃんが収穫してくれた
オクラも茹でてカットして
ミニトマトはヘタを取って半分にして
冷凍庫に余ってた鶏むねがあったから
それをチンして蒸し鶏にしてカットすると
その間に鍋で戻した干ししいたけを
甘めの味を付けて煮て置いた
フライパンでナスを少な目の油で
素揚げにしてそうめんつゆで
食べて貰えばいいやと思て
干ししいたけの戻し汁で
そうめんのつゆを作って
お昼はそうめんで簡単に済ませた
あの時間だったけど蜜璃ちゃんと
みくりちゃんとも話しできたし
一つ…気になる事と言えば
あの…一般の…移住希望の…女性が
2人あの場に居たんだけど
1人は…大人しそうな地味そうな人で
もう一人の…ネイルサロンを…
こっちで開業したいって言ってた
城ヶ崎さんって人の…
男性陣との距離感が…近すぎる気がして
1日に顔合わせしたのに…
もう何か月も前に知り合った仲です…的な
そんな距離感だったのが…気になったんだけど
無駄に…ボディタッチ…多かった気がして
こっちは説明してる間も…
隣のうちの旦那さんに触り過ぎだろって
その時の…事を思い出して
若干イライラしてたんだけども…
不死川さんからLINEが来てて
いい画が撮れたし 頼んで正解だったと
そんなお言葉を頂戴したのだが
水面下の…女の…腹の探り合いでも…
カメラに収めたかったんだろうけど…
ある意味…リアリティショーの
醍醐味的な展開では…あるしな…
「俺…、さっきの…あの人…苦手かも」
そうそうめんを食べながら
慎司が漏らす様に言って来て
「えっ…?慎ちゃんが…苦手な人っているの?」
誰とでもすぐに打ち解けるタイプだから
そう言うのない子だと思ってたんだけど
「辰巳、嫌がってんのに
あの人、辰巳にベタベタ触り過ぎ。
あんなの、相手嫌がってたらセクハラじゃん」
辰巳君も…被害に遭ってたか…と
慎司からのその言葉で気が付いたんだけど