第27章 イレギュラールーティーン お相手:煉獄杏寿郎
彼がちょっと そんな方向の
性的な趣向があるけど
私が 彼の杏寿郎の彼女をもうかれこれ
3年以上続けているのは
私の方も ちょっとばっかり
そこまで痛いのが
好きとかそんなレベルではないけど
そうされるのが 嫌って事はなくて
両腕を上げられて
両手を纏めて拘束するタイプの拘束器具で
片手ずつそうされるのより
更に…縛られてると言う
自由を奪われてる気分が
大きい物で
少し身じろぐとジャラ…と
細い鎖ではあるが金属が擦れる音がする
私の手を纏め上げている
その根元の鎖に繋がっている部分を
彼が掬い取ると鎖の部分に口付けて
「この形の…が備えられてるのは…、
珍しいと思ってな、片手ずつのなら
割合どこでもあるが…」
「もしかなくても…、これがお目当てとか…?」
「ああ、勿論。珍しいからな…。
さぁ、続き…をしようか?」
続き?続きって?
「え?杏寿郎…続きって…もしかしてっ」
イキ狂う様を見たいとか
そんな事そう言えば言ってたっ
「まだあんなものじゃ…君だって
物足りないんじゃないのか?…まだ
もっと、イケるだろう…?みくり」
そう言って忘れる所だったと
持って来ておいて使ってなかった
ベットの頭元の所に置いていた
ローションをその赤いオモチャに垂らすと
そのまま その赤いオモチャから
垂れたローションがポタッと
私のお腹に垂れて来て
そのローションの冷たい刺激に
思わずビクッと身体が跳ねてしまった
「ひゃん」
「すまない。…冷たかった…か?
足…どうすればいいのか…、
分かってるだろう?」
それは 私の中に
オモチャを挿れやすい様に
足を開きなさいと
彼にやんわりとした言葉であるが
命令をされていて
でも
それを中に挿入されたら
自分が短時間で何度もそうなるのは
さっき使ったからわかってる…けど…