第123章 ついに来た８月…　～前駆陣痛編～　お相手：煉獄杏寿郎現パロ

「まさか朝活イベントで
奥さんに会えるとは思って無かったからな。
奥さん、今日は、調子はどうだ？」

「調子って、昨日の夜に電話したでしょ？
別に何も変わらないよ？杏寿郎は
昨日から、あのシェアハウスも
賑やかになったんでしょ？眠れた？」

「大人だからな、夜は静かなもんだからな。
俺は…平日は朝活イベントがあるからな。
夜の…集まりとかは…早めに、
抜けさせて貰いたいとは…、
昨日の初日の内に挨拶ついでに
お断りをさせて貰ったしな…」

「今日は、あのシェアハウスは
何をする予定なの？」

そうみくりが今日の
シェアハウスでの移住体験に
ついての予定を聞いて来て

今日は俺は先に中条市に移住して来て
古民家レストランをしている
先輩移住者のお宅訪問をして
無農薬の有機野菜を作っている
農家さんで夏野菜の収穫体験をして
あのシェアハウスのキッチンで
他の入居者と一緒に夏野菜カレーを作る予定で

「今日は、農家さんにお邪魔して
収穫体験した後に、その野菜で
皆と一緒にカレーを作る予定だが？」

「夏野菜いっぱいのカレーかぁ」

午後は午後で　移住者対象の
空き家の見学や　移住をする事で
受けられる支援についての説明を
中条市の担当者から受ける予定になっていて

その後は　市の移住担当者との
個別の相談会もあるらしく
説明会では聞きにくい様な
込み入った相談も出来る様になってるらしい

ちょっと別の角度からの
移住の支援にはなるが

市の主催の地元の公務員（消防士を含む）と
市外　県外在住の結婚して
こっちに来てもいい女性対象の…
婚活パーティーなんかもあるらしくて

持留さんの所のあそこで
山女魚を釣ってバーベキューパーティーを
したりするようなイベントとかも…
コロナが５類になってからは
毎月行われているらしく

夏は…成瀬さんが経営している
グランピング場で１２人収容できる
プライベートサウナとプール付きの
大型のテントで婚活パーティーならぬ
婚活グランピング…があるらしい…のだが

キャンプやアウトドアが趣味な
男女が出会える場になれば…と
成瀬さんの方も…場所を押さえて
快く提供してくれたと…と言う話を…
西井君から…聞いたのだが

「奥さんは、何かあるのか？」

「今日は真希ちゃんが、休みらしいから、
一緒にランチに行こうって約束してるの」