第121章 ピックアップ御礼 7月1日のお話 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「え?いいの…?
でも、時間大丈夫なの?」
3日の月曜日は
中条市での打ち合わせで
午前中はこっちに出張の予定になっていて
二田の会社には
昼休みが終わる前に戻ればいいので
一緒に早めにランチをしようと
杏寿郎が言い出して来て
1日2日は…杏寿郎も
一緒だから 寂しくなるのは
3日に杏寿郎が帰ってからだなって
そう思ってたから…不意打ちの
嬉しい誤算…みたいな感じだったのだが
「そろそろ…良い時間だな…、寝るか」
もう…日付は…2日になってしまってたけど
その夜は…手を繋いだままで眠る事にした
「おやすみぃ~、杏寿郎」
「なぁ、奥さん。
今夜は奥さんから俺に、
おやすみなさいのキスをしてくれないか」
そんな風に杏寿郎の方から
おやすみなさいのキスをして欲しいと
そんな風に言われてしまっては
私には断る理由が無いので
みくりが身体を起して
杏寿郎の額やこめかみに
おやすみなさいのキスをして行くと
「ここには…?してくれないのか?」
ツンツンと自分の指の
人差し指の腹で
杏寿郎が自分の唇をつついて
ここにキスを貰ってないと言いたげに
そうこちらに訴えかけて来るから
ちゅう…と杏寿郎の唇に
こっちからキスをしたのが最後
そのまま何度も杏寿郎からキスを
こっちがしていたはずなのに
される方になってしまって居て
結局…杏寿郎に
おやすみなさいのキスのはずが
おやすみなさいが出来ないキスを
こっちがされてしまう羽目になって
結局…また…ベッドで
ちょっとえっちな事をする事になってしまって
「んあぁ、んんっ、あぁああんっ」
こんな感じで
中条市での…夫婦の夜は更けて行った
そんな 今年の7月1日のお話
ー 終 ー
この度は、ひみつのひめごとの方を
ピックアップ頂きまして。
誠にありがとうございました!