第121章 ピックアップ御礼 7月1日のお話 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
杏寿郎は内診には付き添えないので
いや付き添って貰っても
居たら居たらで隣で
煩くて怒られそうなのだけども
内診を終えて
中待合に進むように言われて
待合いにいる杏寿郎を呼びよせて
一緒に中待合でエコーを呼ばれるのを待つ
エコーを受けられる部屋が3部屋あって
順番に呼ばれてる様だった
「エコーの部屋が3つあるんだな」
「うん、確かね、ここの院長先生の
大先生と、大先生の息子さん2人と、
どっちかの息子さんの奥さんが
産婦人科医らしくて先生が4人居るから。
お産が無かったら、先生4人で回すから
凄い早いって、さっき
待合いで待ってる人が、話してるの聞いたよ」
「先生が、4人居てくれるなら
お産が重なっても安心だな」
そんな話をしてると
1番のエコー室へどうぞと言われて
エコーをしてくれるのは
この病院の院長の大先生の様だった
週数に対する赤ちゃんの大きさも
順調に大きくなってるとの事で
噂の4Dエコーを見せて貰って
割とばっちり見えるんだなと
自分のお腹の中が丸見えなのは
見て居て感動的ではあったんだけども
前の二田の産婦人科で
データを残して貰ってた続きにと
思って居たのだがこっちの中条市の
産婦人科はDVD-Rじゃなくて
USBにデータを入れてくれるらしく
持って来て居たのは使えなかったので
受け付けで16GBのを1000円で購入して
それにデータを残して保存して貰った
健診を無事に終えた頃には
お昼ご飯の時間に丁度いい時間になっていて
「ねぇ、さっきのエコーさ…
要くん、杏寿郎にそっくりだったね」
病院をリニューアルした時に
最新のエコーに変えたらしく
かなり鮮明な画像を見せて貰えたので
奥さんが嬉しそうにそう言って来て
プリントアウトして貰った画像を
車の車内でも眺めていたのだが
「昼は…どうするんだ?」
「うーん、下条ラーメン食べに行く?」
この産婦人科は中条市と隣の
下条市との市の境にあるらしく
ここからすぐ向こうは下条市なのだそうだ
「杏寿郎が好きそうな、お店があるよ」
下条ラーメンを食べる事になったのだが
「そもそも、下条ラーメンはどんなのなんだ?」
「ああ、杏寿郎は知らないよね。
この辺りのご当地ラーメンなんだけどね。
下条市は、今もだけど織物が盛んな地域でね。
その織物工場で働く女工さんの為にね」